私共はこの2月で創業100年、たけるの本店を開業してからおかげさまで20周年を迎えることができました。
お客様のニーズに応えたいという思いにより当店のオリジナル商品の種類は他店にはない品揃えとなりました。
昔なじみの味をはじめ新しい時代のお菓子つくりにも挑戦しています。
和菓子は和食と同じくおいしさはもちろん見た目の美しさを創り出す職人技はいまや日本の伝統です。
和菓子を作る私たちにはその技を継承していく使命があります。
地元菰野町の良質なモチ米を専属農家と契約し一年間自社倉庫で管理し使う分だけ精米、当店の工場内で製粉しています。
その訳は100年の歴史があるからです。
先祖が三重県四日市市で「種甚」を創業したのは100年前。
以降、私どもは3代に渡って菓子種(最中の皮)を作る製法を守り続けています。
[写真左:初代 甚太郎]
モチ米から精米、製粉を自社で行い確かなものを生地に使用しています。
その日の気温や湿度に応じて調節しながらの作業です。
創業80年のころ三代目は歴史ある皮に餡をはさみ、
三重郡菰野町にて「新たなる出発」と銘打って和菓子店たけるの本店を開業。
名物たけるのは店の一番人気となり2008年には全国菓子博覧会にて名誉総裁賞を受賞。
たけるの本店では新しい時代に向けたお菓子つくりにも挑戦していきます。